【シングルマザー旅行】宿泊費ほぼゼロの車中泊でGW10日間! 子どもと作るかけがえない思い出旅

ワンオペ最高の思い出 旅行

「片道750キロ、往復1800キロ。ワンオペで車移動。2人の子どもを連れての初体験。

GWの10日間、せっかくの長期連休を何か特別な思い出にしたかった。長男10歳・長女6歳。
子どもたちと「今しかできない旅」をしようと決めた。大まかなプランニングだけ、あとは天気と気分と体力にお任せ、気づきや笑いやハプニングありの珍道中記録です。

旅のテーマと計画

旅のテーマは子どもの好き × 私の行きたい場所

長男がハマっていたスケートボード。長女が大好きな公園。最終ゴールは私が行ってみたい場所。
テレビ番組「アナザースカイ」で紹介していた、瀬戸内海に浮かぶアートの島「直島」。これらをテーマに、各地のスケートパークと観光地、大きな子どもが喜びそうな公園をWebで調べながら、絶対に行ってみたい場所をピックアップ。次に時間があれば行きたい場所と候補を出して、点と点をつなぐようにルートを組んだ。天気と相談しながらゆるやかに日程を決める、自由な旅のスタイルだ。

ワンオペ車泊旅のリアルな節約術

正確な旅費は記録していないけれど、工夫次第でかなり節約できた10日間だった。
旅行と言っても、普段の生活の延長で考えて、贅沢はせずにコツコツと過ごした。

 🚗 宿泊費:ほぼゼロ
出発前は「疲れたらホテルに泊まろう」と思っていた。でも実際に旅に出てみると、車が想像以上 に快適で、結局ほぼ毎晩車中泊。宿泊費はまさかのゼロだった。

 🌙 移動費:夜移動で節約
移動は子どもが寝静まった夜に。道が空いていて運転しやすく、高速代も節約できて、さらに子どもも飽きがこない作戦で一石三鳥。ワンオペ運転なので、疲れすぎないよう目的地を細かく区切って無理なく進んだ。

 🍱 食費:外食半分・自炊半分
毎食外食ではなく、半分は車内やキャンプ場で自炊。大きめのクーラーBOXに食材を詰めて、便利なカセットコンロは必須なマストアイテム。それでも旅先のご当地グルメもしっかり楽しんだ。

 ♨️ お風呂:温泉でゆっくり
近場の銭湯や温泉に立ち寄りながら旅を続けた。疲れた体に温泉は最高のご褒美。子どもたちも毎回楽しみにしていた。

 🎡遊び
これが一番大切!いっぱい楽しみたいから割引チケットやWebチケットを使って効率的にチケット購入。無料で遊べる施設もたくさんあるので、必ず近くのエリアはチェックした。

子どもたちが大喜びした場所ランキング

GW10日間の旅で実際に訪れた中から、紹介したい場所がいくつもありますが、特に子どもたちの反応がよかった場所をランキング形式で紹介します。

第1位🥇 :鷲羽山ハイランド(岡山県)

瀬戸内海を一望できる山の上に建つテーマパーク。「ブラジリアンパーク」の名前がついているだけあって、ステージショーや演出のクオリティが他の遊園地とは一線を画していた。陽気なダンスや迫力のパフォーマンスに、子どもたちも思わず前のめりになっていた。

一番のおすすめは、山の頂上に設置された観覧車。眼下に広がる瀬戸内海の絶景は、乗った瞬間に言葉を失うほど。プラス1,000円で体験できるスケルトン(床が透明)タイプはさらに恐怖感が増して大興奮。普通の観覧車でも体感できる高さと恐怖感は桁違いで、スリル好きには特におすすめ。

そしてラッキーなことに、当日は花火大会と日程が重なり、真上で打ち上げられる大迫力の花火も楽しめた。あまりの近さに「ヤバいね!」と子どもたちと大はしゃぎした夜は、本当に忘れられない。

第2位🥈:タカオスケートパーク福山(広島県)

河川敷に整備された本格的なスケートパーク。スケートボードにハマっている長男にとっては、設備が充実していて大満足の場所だった。

嬉しかったのは、隣に大きな総合体育館公園と広々とした公園が併設されていること。スケートにちょっとしか興味のない長女も、広い公園で思いきり走り回って大満足。スケートに夢中な長男を待ちながら、長女も飽きずに楽しめたのが親としてとてもありがたかった。ワンオペ旅では「全員が楽しめる場所」を選ぶのが大事だと実感した場所でもある。

第3位🥉:大聖院と大元公園(広島県・宮島)

厳島神社のある宮島で訪れた、知る人ぞ知るスポット。大元公園では檻に入っていない野生の鹿が普通に歩き回っていて、子どもたちは大興奮。手が届きそうな距離で鹿と触れ合える体験は、動物園では味わえないリアルな感動があった。

大聖院は宮島で最古の歴史を持つ真言宗の寺院。境内にはたくさんのお地蔵さんが並び、回すとお経を読んだのと同じ功徳が得られる「転法輪(マニ車)」、そして幻想的な雰囲気のトンネルなど、見たことのない仏教文化に子どもたちも不思議そうに目を輝かせていた。歴史や文化に触れる「旅が教室になる瞬間」だった。

番外編🎖️ :地中美術館(香川県・直島)

ランキング外としたのは、正直大人向けの場所だから。でも今回の旅で個人的に最も感動した場所として、番外編として紹介したい。

訪れる前に子どもたちへ「建物のほとんどが地下にあるのに、自然光だけで照明を一切使っていない美術館なんだよ」と説明しておいたことで、入った瞬間の驚きがより大きかった。

クロード・モネの「睡蓮」がとてつもないスケールで展示されており、その圧倒的な存在感に言葉を失った。ジェームズ・タレルの光を使ったインスタレーション作品も合わせて、今まで訪れた美術館の中で間違いなく最高の体験だった。子どもたちも「なんかすごい…」と静かに見入っていた。アートに興味がなくても、一度は訪れてほしい場所。直島に行くなら地中美術館は絶対に外せない。

旅のメイン、憧れのアートの島「直島」へ

7日目、とうとう「直島」に辿り着いた。
前日の晩は近くの道の駅で車中泊。翌朝一番のフェリーに乗るためだ。車は本土に置いて、島内は交通機関だけで一周する作戦。海を渡った先に広がっていたのは、テレビで見たあの風景だった。

フェリーを降りて最初に出迎えてくれるのが、草間彌生さんの「かぼちゃ」。丸みを帯びた大きな赤いかぼちゃが波止場にどんと佇んでいる。「直島に来た」と実感できる、島のシンボルだ。

アートと街が一体になった島

古い家並みが続く本村地区の路地を歩けば、家の軒先に並んでいるオブジェまでが完全にアートになっている。普通の美術館とは違い、街全体を歩きながらアートを楽しめるのが直島の最大の魅力だ。

美術館は先に紹介した地中美術館をはじめ、自然と建築が融合したベネッセハウス ミュージアム、韓国を代表するアーティストの世界観が広がる李禹煥美術館など、それぞれ趣向の異なる個性的な美術館が揃っている。一つひとつのスケールと世界観に圧倒され続けた一日だった。

海、空、建築、アート、島の暮らしが一つになっているところがとても興味深く、子どもたちも見たことのない景色に大はしゃぎ。バス移動だけで十分に主要スポットを巡ることができ、車がなくても一日楽しめる島だった。

予定には入れていない最高の場所

計画通りにいかないことが、旅の醍醐味だと思う。
旅の途中、予想外の大雨に見舞われた日があった。「さて、何をしよう?どこに行こう?」と得意のGoogleマップで検索していたら、博物館を発見。「半日くらいは楽しめそうだね!」と気軽な気持ちで行ってみることにした。ところがそれが大正解だった。

🦕いのちのたび博物館 (北九州市)

「恐竜と生き物の歴史を、本物みたいな大迫力で体験できる博物館」

足を踏み入れた瞬間、そのスケールに圧倒された。恐竜の化石や自然の展示がとにかく大きく、半日では到底まわりきれないほど。気づいたら何時間も過ごしていた。

館内は自然史ゾーン歴史ゾーンに分かれており、地球の誕生から恐竜・動物・人類・現代の私たちへと、まさに「いのちの旅」ができる構成になっている。最後の人間エリアまで辿り着けなかったのが今でも悔やまれるほど、見どころが多い。

子どもたちは等身大の恐竜の迫力に目を丸くして大興奮。親子で夢中になって見て回るうちに、雨が降っていることも忘れていた。

しかも入館料が大人600円・高校生360円・小中学生240円と激安なのも嬉しいポイント。このクオリティでこの値段はコスパ最強と言っても過言ではない。

雨の日の予備プランとして、ぜひ候補に入れてほしい場所。
 北九州エリアを旅するなら絶対に外せない一押しスポットです。

いのちのたび博物館 基本情報

残り3日・遊びながら帰路へ

直島を後にした翌日、どっぷりと旅の疲れが出たのか、1日中歩き回った体に、長旅の疲れと達成感が心地よく広がり、まったりとした時間を過ごした。

残りの3日間は焦らなくていい。天気と相談しながら、行きに行けなかったポイントをぷらぷらと寄り道しながら帰るだけ。「あそこにもう一度行きたい」「ここにも行ってみたい」と子どもたち。残りの道のりと時間を考えながら、ゆるやかにプランを立てていく。そんな何気ないやりとりも、旅の楽しさのひとつだと感じた。

天気は下り坂。行きとは違う道を選んで走ると、また新しい景色や発見がいくつもあった。天気に左右されながらの旅だったからこそ、思いがけない場所で新たな発見に出会えた。それもまた、この旅の醍醐味だった。

外でのアクティビティが多い旅だったが、雨の日には雨の日なりの楽しみ方がある。計画通りにいかない日ほど、記憶に残る体験が待っていた

「往復1800キロの旅」も、最後の一日まで全力で楽しんだ。自宅に戻ったのは夜になっていた。いつもの様に寝ていたところを起こして自宅へ帰ると、懐かしい我が家に癒された表情で、「楽しかったね」「運転ありがとう」と満面の笑みで答えてくれた。この一言で疲れが一気に吹っ飛んでいく。

最高のGW10日間をありがとう!

まとめ

・・・子育てはあっという間に終わる。

お金がなくても、ワンオペでも、シングルマザーでも、子どもと最高の思い出は作れる。
車中泊・夜移動・自炊…工夫次第でいくらでも旅はできる。

計画通りじゃなくていい。ハプニングを楽しんで、たくさんある時間を有意義に、雨の日も、道に迷った夜も、偶然出会った花火も、全部ひっくるめて「思い出」という財産になる。

私はいつも写真を見返すたびに幸せな気持ちになれる。
何年経っても色褪せないこの旅は、どんな物よりも価値があると今でも思っている。
今この瞬間を、ぜひ楽しんでほしい。

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